開業して30年。患者さんが訴える痛みとの闘いでもありました。
腰痛、坐骨神経痛、顔面神経痛、肋間神経痛等あらゆる痛みの消失、緩和に励んできました。

たがしら鍼灸院
たがしら鍼灸院
坐骨神経

 坐骨神経は人体のなかでもっとも太く、長い末梢神経で、腰のあたりから爪先まで伸びています(図参照)。この坐骨神経が圧迫されるなどの刺激を受けると、腰や腎部(尻)、太もも、ふくらはぎや足の先などに、鋭く、電気が走ったような痛みや、ピリビリとしたしびれ、強く張っている感じ、などの症状が生じます。これが坐骨神経痛です。

 坐骨神経痛は原因がはっきりと特定できる場合、症状のひとつとして扱われます。例えば、後述する「腰椎椎間板(ようついついかんばん)ヘルニア」や「腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)」などの疾患が原因のときは、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症が病名、坐骨神経痛が症状、ということになります。
 

 実際、坐骨神経痛は原因の疾患が比較的見つかりやすいので、病名ではなく症状として扱われることが多いようです。ただ、検査をしても原因が見当たらない場合は、坐骨神経痛が病名となります。

 特にヘルニア、狭窄などが見られない場合は、鍼治療で比較的早く症状の改善が見られます。


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